アジア人ルームメイトin A国
日本人だからそれとも私個人?
A国で始まった暮らし、女子ルームメイト3人と私、4人共同生活がスタート。みんな独身女性20代。(90年代の20代女子です。)
4人中の私ともう一人はアジア人。アジア人は二人ぼっち。
当時は街で見かけるアジア人は珍しかった。このアジア人女性さんの出身国は、歴史的に日本とは深い関係。
「日本人」ということで、多分、この女性からちょっと嫌われていたようです。ちょっとビクビクしながらも、このアジア人ルームメイトと他2人との生活。
特に恨みを買われるような出来事もなかったと思うのですが、、とにかく、私と話している時に、このアジア人ルームメイト、笑顔がなかった。。
来て間もない頃で言葉にもなかなか慣れず、意思の疎通には十分気をつけてはいたのですが、私の発話に問題があったのでしょうか。。。
こんな感情は初めての経験。というか、他人がぶつぶつ他国のことについて文句言ってるのを聞いたことはあるけれど、実際に自分が日本人だから嫌われてるのかも
と思ったのは初めてでした。
いろんなステレオタイプ
簡単に説明すると、あるグループの人、あるいは物、なんでもに対して考える肯定的あるいは否定的イメージ。
以前、A国の人権講座でならったこと。日本の義務教育でも習ったっけ? 記憶が蘇らない。。
- 肯定的なステレオタイプ
偏った考え方だけれど、肯定的に思うこと。例えば、
〇〇人は綺麗好きだ。
〇〇出身者は働き者が多い。
〇〇製品は素晴らしい。
- 否定的なステレオタイプ
否定的なイメージで判断。例えば
〇〇人は不潔だ。
〇〇出身者は時間に遅れる。
〇〇は信用できない。
私はこのアジア人ルームメイトからどう思われていたのかわからないけど、直感的に考えて、否定的ステレオタイプカテゴリーに入っていた可能性は大ありだった。
レッテルをはると、そこから考えが抜けられないことがあるかもしれない。いつになっても、考え方を変えるチャンスはあると思う。
要は、いかにアクティブに考えることだ。