公営住宅A国編 車窃盗未遂事件簿の巻
日本で生まれ育ったのは一軒家。 1990年代後半、A国で第一子を出産。
アパート暮らしを経て家賃の安い公営住宅に引っ越しました。
日本の公営住宅事情のことさえも、よくわかっていなかった私。
海外の公営住宅事情なんて想像もつきません。入居手配は全て元夫。
家を買うまでの頭金を貯める予定でした。
バスはあるのですが、赤ちゃんを連れて買い物をするのに不便なのでマイカーをゲット。
アパートからの引っ越しは、私が日本帰国中に完了。
引っ越し先の家は、これで人に貸すんですか?という状態。。。。
よく考えてみると、民間のアパートでも、部屋見た瞬間にオーナーにこんな質問したくなります。
貸す前に掃除したんですか?と
それで、あまりにもひどかったので役所で苦情を訴えたら、工事人を手配してくれました。
教訓その1 ー 苦情はすぐに問い合わせること。
ポイント: 自分たちがいかに困っていることを伝える。丁寧にお願いする。
ここまでは精神的なストレスはあまりなかった記憶があります。
問題は泥棒が多かったことです。
もちろん被害にもあいました。
特に車を盗んで乗回す若者があちこち。
ジョイライダーと呼ばれていました。
車を盗んで乗回すだけの行為ですが、盗まれた車は後に放火されていることもありました。E国人曰く、車を盗んだ上、車部品を売り飛ばす行為の方が犯罪だと。。。
盗んで乗りまわすこと自体も犯罪だと思うのだが。。。軽犯罪ってことか。
はなしがそれそうでした、車盗む人と乗りまわす人と燃やす人が全て同一犯かどうかは不明です。
- ある朝庭に止めていたマイカーがこじ開けられそうになっていたことがありました。
警察を呼びました。(再現想像ムービー中)
二人の警官が現れた。
事情を話す。
警官1がメモを取リながら、応答質問。
警官2はキョロキョロ。 警官2が発言
たいしたことないから、さあ、行こうや!
警官1と私 目と目があう
ステキ💓 そんなことは考えてる暇ないです。私の目は怒って睨んでいたはず。
しかも、新婚
ええっ
一瞬、今の発言 空耳か?
警官1が突然警官2の前に立ちはだかり、擁護体制!!
空耳じゃなかった。。。。あいた口がぽっかりとはこのことだった。
ま、この警官1は私に対しては丁寧に応対してくれた。
許してあげよう。しかし、警官2の態度にはびっくりだ。
でも、車窃盗事件は昼夜問わず、この辺りでは日常茶飯事。
警官2は恐らくこう思ったんでしょう。
強盗や殺人事件に比べると 5年落ちの日産車はたいしたことない
ま、しかし
警官1は警官2とコンビで仕事、大変だなって思った。
ねえねえ、警官2さん うっかり本音を話しちゃヤバイでしょう。
警察って市民の味方と思っていたが、この時 崩れ去った。
警察はスーパーヒーローみたいだと信じていたのに〜。涙(制服姿に弱い女かもです。)
所詮 普通の人間だった。 ばたん、尻もち
この警官コンビ、当時同じくらいの年齢だったと思うが、
今頃どうしてるかなあ。
公営住宅 事件簿まだ続く 予定